フカセ釣りとは?
「フカセ釣り」は、仕掛けにウキを使用せずにエサやハリ、糸の重さだけで仕掛けを海中に漂わせ(フカセて)魚を誘う釣り方です。この方法は自然の理にかなった釣り方で、魚に違和感を与えずにエサを喰わせることができます。フカセ釣りといえば、グレ釣りを思い起こす人も多いけど、この釣り方は他の魚種にも非常に効果的です。
グレ以外で考察してみよう!
たとえば、イサキ。
子供のイサキ (ウリ坊って呼ばれるサイズ)は堤防サビキでもたくさんつれますよね。でも大きなサイズはサビキではめったに釣れません。
なぜなら年を重ねて大きくなったイサキはは警戒心が強いからです。
ちなみにイサキの寿命は?
- イサキは20年くらい生きる魚です。
- 真鯛も15~20年ほどの寿命があります。
- ブリは7年くらいの寿命だ。
- ちなみにイワシは5年ほどの寿命だ。
僕は長生きするするんだ。その為に警戒心が必要だ!
つまり、魚種によっては非常に長く生きるタイプの魚も多いんだ。
長生きする魚は フィッシュイーターや漁師さんの網や釣り人の仕掛けなどを潜り抜けて長生きしているので、当然賢くなり、警戒心も強くなっている。そのようなツワモノを捕える為には、どれだけ自然にみせるか!人間と魚の知恵比べがとっても大事なんだ。
大きなサイズのイサキは警戒心が強く、賢いので、サビキなんかになかなか喰いつかない!
そこで有効なのが完全フカセの釣り方だ!
完全フカセではラインにフックのみのシンプルな仕掛けです。
警戒心が強い大型に対しても完全フカセであれば自然に刺しエサを近づける事ができるのです。
フックにつけた刺し餌が撒き餌と同調して捕食のタナに落ちてゆくのです。
まるで忍者のように!忍び寄る!
シンプルで違和感を感じさせないことがスレた魚や警戒心が強い大物が釣れる可能性を高くします。
これが完全フカセの最大の特徴であり、“長生きしたツワモノ = 大物” を釣ることができる秘訣なのです。
次回完全フカセ入門編②ではどのような場所で完全フカセをするのが良いか?を考察して行きましょう!
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