完全フカセ入門④ リール選び

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完全フカセにも色々あります。遊漁船で沖のほうに出てカツオを狙う完全フカセやイワシをつけてブリを狙う完全フカセなど。でもここでは特に和歌山の中紀のカセで鯛やイサギなど五目釣りを楽しむ為のリールを紹介してゆきたい。

完全フカセで使用するリールはロッドと比べて求められる条件がはっきりしているので、選択肢はそれほど多くないと思います。

完全フカセのリールにもとめられるスペック

 

  1. カウンター付き
  2. 十分な糸巻き量

はっきり言ってこの2点がとても重要になります。

自然にシンプルな仕掛けを漂わせて繊細な魚の喰う ” タナ ” をピンポイントで狙う釣りです。 今どれくらいラインが出ているか? どのタイミングで喰ってきたか?などどれだけラインが出たかがとっても重要な情報になる釣りです。カウントは必須と考える。

また使用するラインはナイロンにくらべて比重が高いフロロカーボンです。(またラインについては次回説明するね) 真鯛やイサキなど狙いには 5号くらいのフロロカーボンが良いとされています。

その5号のフロロカーボンを最低でも100m できれば 150 ~ 200m ほど巻いときたい。

以前中紀のカセでとても良い流れがあるタイミングで 120mくらい流したところで 良型イサキが連発したこともあり、150mはあった方が安心だ。

完全フカセに適しているリール

ダイワ タナセンサー 250 or 300  

 

 

タナセンサー 250

巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):57
ギヤー比:4.9
自重(g):350
最大ドラグ力(kg):5
標準糸巻量(ブライト 号-m):3-250/4-200
標準糸巻量(ナイロン 号-m):4-200        フロロカーボン 5号-160m

タナセンサー 300

巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):65
ギヤー比:4.7
自重(g):440
最大ドラグ力(kg):9
標準糸巻量(ブライト 号-m):4-270/5-200
標準糸巻量(ナイロン 号-m):6-230     フロロカーボン 5号-276m 
ダイワであれば、これでしょ。
自重が軽くてコンパクトである 250かボリュームがある300を選ぶか?は悩みどころです。
250でもフロロカーボンであれば 5号を150m以上は巻けますので、キャパはありますが、ギリギリって所です。大は小を兼ねる。の論理で 300を選ぶ方が無難ではないでしょうか?
300にすれば、ドラグの力も強くなり不意の青物などの大物がかかっても十分戦えますし、なによりラインのキャパがグッと高まるので、6号でも7号でも巻けますね。
 
もし電動派の方であれば、レオブリッツ300 シーボーグ 300 などもありますが、ライトな完全フカセは手動の方が面白いですよ!
 
 
 
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シマノ バルケッタ SC 800 or 1000

バルケッタ SC 800

●ギア比:5.1
●最大ドラグ力(kg):5.0
●自重(g):390
●PE[パワープロボートゲーム]糸巻量(号-m):3-250、4-200、5-150
●ナイロン糸巻量 ( 号-m):3-360,4-250,5-200
●最大巻上長(cm/ハンドル1回転):67
●スプール寸法(径mm/幅mm):42/33
●スプール下巻ライン(PE号-m):3-200
●ベアリング数BB/ローラー:3/1
●ハンドル長(mm):60/79

バルケッタ SC 1000

■ギア比:5.1
■最大ドラグ力(kg):5.0
■自重(g):380
■PE[パワープロボートゲーム]糸巻量(号-m):3-300、4-250、5-200、6-150
■ナイロン糸巻量 ( 号-m):4-330,5-260,6-210
■最大巻上長(cm/ハンドル1回転):67
■スプール寸法(径mm/幅mm):42/33
■スプール下巻ライン(PE号-m):4-200
■ベアリング数BB/ローラー:3/1
■ハンドル長(mm):60/79

シマノならこれでしょ。

バルケッタ SC 800でも十分完全フカセを楽しめますね。 フロロカーボン5号でもおおよそ200mほど巻けるから十分だと思いますが、ただなぜか?自重が 1000の方が軽いですね。。。(なぜ?)

ドラグ力も同じだし値段があまり変わらなかったら1000の方が汎用性があっていいかもしれませんね。

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もし電動派の方であれば、フォースマスター 3000 や ビーストマスター 3000 が最適です。 もし他の電動が好ましい船釣りを楽しまれる場合はそれを併用も可能だね

まあ、たしかに、 流すラインが 100m付近になってくると回収がとってもしんどいのは確かです。  ただ完全フカセはシンプルな仕掛けなどで回収時に 重さを感じることはないので回収もそれほど苦ではないね。

どの季節でも完全フカセで楽しめるターゲットはあり!一年中楽しませてくれるね。

さあカセに乗って完全フカセを楽しんでみよう!

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