コウイカの生態を知れば釣果に直結

コウイカ

私の主戦場の紀北では、冬から春にかけて浅場へコウイカがやってくる。

イカといえば、アオリイカが有名ですが、” 味 ” でいえばアオリの上をゆく ” コウイカ ”

ネットリと甘みがある刺身はそれはもう絶品だ!!

そのアオリイカと比べても生態に全くの違いがあるのも興味深い。そのあたりを考察してみよう。

同じ餌木を使った釣りでもアオリイカとコウイカでは誘い方が違うことも分かってくるよ。

コウイカの生態

コウイカの生息地:コウイカは主に関東より西側のエリアに生息しています。水深10メートルから50メートルくらいの浅瀬の砂地の海底を好む性質があります。

底が好きなのって意外だね

 

回遊が好きなアオリイカとは違うね

コウイカの寿命:アオリイカ同様1年でその寿命を全うする「年魚」である。

 

 

たしかアオリイカも寿命は1年だったわよね。

そう考えると、コウイカもアオリイカも大きくなるのがとっても早いよね。

コウイカの産卵:コウイカの産卵期は2月頃から5月、6月ごろまで海水の温度上昇によって変わってくるようです。 産卵期は春から初夏といったところ

具体的な場所は、内湾や島の近くの岩、沈木、または海藻が繁茂した水深2メートルから10メートルのエリアなんだって。身近な場所で産卵しているんだね。

 

コウイカの活動海水温:海水温が約15℃から20℃の範囲で最も活発に行動します。

アオリイカのベストな水温は、約20℃から25℃の範囲なんだって。

 

じゃあ、アオリイカよりも低い海水温でも活動的なのね

コウイカは海水温が比較的低い約13℃から産卵のために浅場へ入ってきます。

 

コウイカは何を食べてんの?:基本的にはエビでその他小魚やカニ、シャコ、稀に小さな二枚貝を捕食しています。

海底が好きなだけあって、捕食も海底にすむ生き物が主食なんだね。

アジやイワシが好物なアオリイカとは違うんだね。

コウイカの生態がわかれば、釣り方も工夫しやすくなるよね。

  • 海底が砂地
  • あまり深くなくてよい
  • 海底にすむ甲殻類を捕食している
  • 海水温13℃ほどで浅瀬に寄ってくる
ちょうど釣りものが少ない時期である冬から春にかけて、徐々に暖かくなる日差しを感じながらコウイカ釣りをするのも楽しいかもしれませんね。
ちなみに。。私はコウイカ釣りが苦手です…
箸休めにどうぞ。

 

 

 

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